自宅の庭から生活も自然も豊かに 鳥や虫も集う四季を感じられる家~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~
大きな窓と吹き抜けにより、どこを見ても緑がいっぱい
左・中:庭に設置した水鉢にはシジュウカラがやって来ることも 右上下:和室から見た庭
たくさんの在来種の樹木を植栽している尾崎邸の庭には、様々な生き物が訪れます。
ある時には、庭に植えたヒラドツツジなどにアゲハチョウが寄ってきたり、別の時には、庭に設置した水鉢にはシジュウカラが、秋になるとウメモドキ、アオハダ、センリョウ、ハクサンボクになる赤い実を目当てに、シジュウカラやメジロなどの鳥がやって来たり…。実は、自然界に赤い実のなる樹木が多い理由のひとつは、赤い実は鳥に見えやすく、実を食べてもらうことで種子を遠くに運び子孫を残すため。やって来る鳥たちは、家族の癒しになっているだけでなく、地域の植物の多様性の保全にもつながっているのです。
また、自然をありのままに感じながら過ごしたいとうことで、庭の樹木は最小限の薬剤散布に留めている尾崎夫妻。毎年、庭のモミジなどについたイラガの幼虫を目当てに鳥たちが食べにやってきてくれます。これも四季を感じられる光景のひとつとして楽しんでいると言います。
「鳥が毎日たくさん食べに来てくれますが、たまには食物連鎖が追い付かないこともありました。