雪国観光圏とWAmazingが連携し、コロナ禍での「新・湯治」スタイル「温泉×ワーケーション×自炊体験」型宿泊プランの提供を開始
雪国観光圏オリジナル調味料を使った焼きおにぎりと新潟の郷土料理“のっぺ”
■本プラン造成の背景と目的
雪国観光圏は、世界でも他に類を見ない多雪地帯。例年12月から4月に積雪があります。そのため、長い冬を越すための知恵が根付いており、特に「食」の面に色濃くあらわれています。雪のない季節に採取される山菜を塩漬けや乾燥品、発酵食として蓄えるのは、雪国ならでは。この食文化体験を広げるために誕生したのが、「雪国ガストロノミーツーリズム」です。短期の遊興を目的とせず、その土地の暮らしに溶け込み、地域の文化を感じられるような旅行スタイルは、雪国観光圏が誇る現地密着型の楽しみ方となっています。
一方、コロナ禍において、「リモートワーク」は世の中に広く知られるようになりました。しかし、最近では対面でのコミュニケーション不足、ストレスや運動不足、仕事とプライベートの区別がつきにくいなどといった点に課題を感じる人も増えてきています。
この新しい働き方時代の課題を「雪国観光圏らしさ」で解消すべく、令和2年度には「雪国観光圏エリア」と「首都圏のスタートアップ企業ネットワーク」を、「ワーケーション」という新しい働き方・過ごし方にてマッチングを行うことを目的とした実証実験を実施。