2022年3月16日 09:30
脱炭素社会に寄与する電力取引DXのデジタルグリッド 経済産業省「GXリーグ基本構想」に賛同表明 再エネ活用スキームをさらに進める
【ご参考】デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)の概要
デジタルグリッドは、日本初の民間による自由な電力取引市場、「デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)」を、2020年2月から商用運営を行っています。
日本政府は再生可能エネルギー(再エネ)の主力電源化を掲げ、また企業もSDGsやRE100プロジェクトへの取り組み推進など、再エネ電源の活用ニーズは高まっています。しかし一方で、再エネ電源は需給調整が困難など、電力システムの中で活用するためには多くの課題があります。
DGPは、そうした再エネ電源に加え多種多様な電源と電力需要をピアツーピア(P2P)で結び付ける、「電気の取引所」となります。DGPの主な特徴は次の3点です。
(1) 電力取引の専門資格やシステム投資なしで取引できる→電力取引プレーヤーを増やせる
(2) 電源識別を行う(例えば、再エネだけを選んで購入できる)→再エネ活用を円滑化する
(3) 需給調整等の煩雑な業務をAIなどで自動化→発電家は電気の効率的売却、需要家は電力コスト削減等が見込める
【デジタルグリッド・プラットフォーム(DGP)のイメージ図】
デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)