島根を舞台にした新作映画「たたら」の製作開始を3/30に発表!「伝統文化の訴求」「SDGsを考えるきっかけづくり」を目指す
そのたたら製鉄を用いた地域産業「たたら操業」は、近代初期まで日本の国内鉄生産のほぼすべてを担いました。現在、たたら製鉄は日本刀の材料となる玉鋼(たまはがね)を作ることで知られています。
たたら製鉄を用いた、たたら操業の様子
精製された高純度の鉄の塊「ケラ」。この中からさらに良質な部分(玉鋼)が日本刀の素材として使われる。
■製作概要
2022年5月:撮影開始
2022年8月:映画祭出品開始(予定)
■監督コメント
「今回の映画のメッセージである『心を変える』には、たたら場で作られる玉鋼のように、膨大なエネルギーと強い意志を必要とします。それは容易なことではありません。この短編作品は、家族愛をテーマとし、なぜこの世の中に“心を変える”ことが求められているかを根底に描き、それを観た人が共感してもらえたら幸いだと考えています。」
■監督プロフィール
野澤 クニオ監督
野澤 クニオ
映像ディレクター/映像作家
アメリカ・カリフォルニア州立大学ロングビーチ校映画学科卒業。
2007年に帰国後、広告制作会社に入社。バイリンガルディレクターとして、Red Bullの仕事を中心に30カ国以上を飛び回り演出・撮影を手掛ける。