2022年4月26日 15:00
デュプロ精工株式会社にKOBA-GUARD技術提供「使用済みの紙を、オフィス内で抗菌再生紙にする画期的技術開発へ」
デュプロ精工株式会社(本社:和歌山県紀の川市、社長:橋口 英樹)は、小林製薬株式会社(本社:大阪市中央区、社長:小林 章浩)が販売する、抗ウイルス性を併せ持った持続性抗菌剤「KOBA-GUARD(コバガード)」を活用し、使用済みの紙をオフィス内で抗菌再生紙として再生する技術の開発を開始しました。今後この技術を確立、デュプロ精工の小型製紙装置「RECOTiO(レコティオ)」に展開し、近年の衛生意識の高まりによる清潔性や安全性などの衛生管理ニーズに応えることで、時流に沿った環境活動をより推進していきます。
再生紙活用例
1.開発の背景
衛生環境に対する意識はより一層高まってきている中で、用紙の表面に抗菌剤入りのニスをコーティングすることで抗菌効果を持たせる印刷方法(抗菌印刷※)は存在するものの、オフィス単位でのプリント出力では対応が困難なのが現状です。そこで、オフィス単位での紙リサイクルとともに、抗菌加工という付加価値をつけることができれば、安全かつ清潔に使用することができ、環境活動をより推進していただけるのではと考え、KOBA-GUARD技術提供に至りました。
(※)抗菌印刷
抗菌性のあるインクやニスで印刷物をコーティングして抗菌効果を高める印刷方法です。