栃木県漁業協同組合連合会による新たな取組み アユ放流資金をクラウドファンディングで募集
栃木県内の漁業協同組合で構成される栃木県漁業協同組合連合会(所在地:栃木県下野市、代表理事会長:螺良 昭人)は、アユ放流資金の新たな調達をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて4月11日に開始しました。クラウドファンディングにより釣り人以外から放流資金を募るのは全国でも珍しい試みです。
清流の女王 アユ
1. 取り組み内容について
水害による河川環境の悪化、カワウや外来魚による食害、アユ冷水病の発生に加え、昨今のコロナ禍の影響や、関係者の高齢化等、河川環境の悪化が続いております。アユは綺麗な川の象徴とも言われ、近年は水質浄化機能や景観維持機能も注目されています。「アユを守る人」が居なくなることは河川環境や河川生態系の破壊のみならず、アユがいることで守られてきた内水面漁業、養殖業と言った地域経済の衰退にも繋がります。
河川のことをもっと知ってほしい!アユの住む美しい河川を後世に伝えたい!美味しいアユを食べてほしい!そんな思いからこの度、当会ではアユが住める河川環境を守るためにクラウドファンディングを実施いたします。
また、今回のクラウドファンディングを皮切りに県漁連、会員漁協が中心となり、今後もアユが住める河川環境を守る取組を行って参りたいと思います。