くらし情報『【特別展】生誕110周年 奥田元宋と日展の巨匠 ―福田平八郎から東山魁夷へ― が山種美術館で2022年4月23日(土)~7月3日(日)に開催』

2022年4月25日 14:15

【特別展】生誕110周年 奥田元宋と日展の巨匠 ―福田平八郎から東山魁夷へ― が山種美術館で2022年4月23日(土)~7月3日(日)に開催

山種美術館では、戦後の日本画壇を牽引した奥田元宋(おくだげんそう)(1912-2003)の生誕110周年を記念し、元宋とその活躍の舞台となった日展(日本美術展覧会)の画家たちの作品を紹介する展覧会を2022年4月23日(土)~7月3日(日)に開催します。

【特別展】生誕110周年 奥田元宋と日展の巨匠 ―福田平八郎から東山魁夷へ― が山種美術館で2022年4月23日(土)~7月3日(日)に開催

奥田元宋《玄溟》 1974(昭和49)年 紙本・彩色 山種美術館

元宋は広島に生まれ、19歳のときに上京して、遠縁にあたる同郷出身の日本画家・児玉希望(こだまきぼう)に入門します。1936(昭和11)年、日展の前身である文展(文部省美術展覧会)に初入選、以後、新文展、日展へと出品を重ね、日展の審査員や理事長も務めました。画業初期は主に人物画を中心に制作し、1944年、郷里への疎開を契機に風景画を描くようになります。戦後は、「元宋の赤」とよばれる赤を基調に、雄大な自然を描いた独自の風景画を確立しました。また、和歌にも秀で、1981年には宮中歌会始(きゅうちゅううたかいはじめ)の召人(めしうど)に選ばれています。

本展では、「元宋の赤」が際立つ《玄溟(げんめい)》(山種美術館)、古希を過ぎてから取り組んだ大作である《奥入瀬(秋)》(山種美術館)

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