温度管理が難しい低温調理、これ1台にまるっとおまかせ 日本初※1!食材の“中心温度”を測ってやわらかく、おいしく仕上げる家庭用低温調理器「芯温スマートクッカー TLC70A」Makuakeにて5月6日(金)よりテスト販売開始
「低温コンベクションオーブン」の開発にかかわる過程で、低温調理にどんどんのめり込み、気づけばことあるごとに低温調理の良さを社内に刷り込もうとする存在になっていました。
ある時、社員から「低温コンベクションオーブンでローストビーフを作りたいのだが、取扱説明書と肉の大きさが違う。この場合何℃で何時間加熱したらよいか?」と聞かれました。その際は調理条件を伝えることができましたが、のちにほかの低温調理を行う社員にヒアリングを実施したところ、やはり火入れの難しさや、加熱不足の不安を抱えていました。
低温調理の仕上がりを左右するのは中心温度と加熱時間です。「理想の加熱を実現するには芯温を測るしかない」という想いから、芯温スマートクッカー商品化へのアイデアが生まれました。
初挑戦となる「芯温を測って低温調理をする」という商品を開発するにあたり、当社で過去に経験があり、形状としてスペースを取らず左右均等に熱を加えることができるポップアップトースターで試作ができないかを考え、開発を開始。庫内の温度が設定値より上昇する現象によりフリーザーバッグが溶けてしまうなど、理想とする低温調理器の実現には困難もありましたが、食材に温度データを取るためのセンサーを刺して何度も実験を繰り返しました。