2022年5月18日 12:00
日本仏教の関係者は今こそ立ち上がるべきだ (仮称)一般財団法人日本仏教未来研究所設立準備委員会を開催
仏教離れや寺院の消滅を防ぐため、一般財団法人日本仏教未来研究所を設立するにあたり設立準備委員会を令和4年6月26日(日)13時より大本山増上寺(所在地:東京都港区芝公園4-7-35)にて開催いたします。
昨今では日本文化である仏教離れや衰退が進んでいます。仏教信者の仏教への関心も約4割の人しか持っておらず、理解出来ている方は全体の約2割、信仰心においては約1割程度に留まっています。このように総じて低い傾向があります。さらにはコロナ禍により仏教界全体に影響を与えています。コロナ禍が長引けば経済的に困窮し消滅する寺院が増えることでしょう。このままでは現在の寺院(令和元年時点約7万3,000)が2040年には3分の2(約4万8,700)になるだろうと言われていますがそれ以上の事が起こるのではないでしょうか。すでに住職が不在の空き寺は、2万件ほど存在しています。
そのような仏教離れや寺院の消滅を防ぐことを目的とした、(仮称)一般財団法人日本仏教未来研究所の設立することを多くの宗教関係者に呼びかけています。そう呼びかけるのは発起人代表者である法学者の大学教授であり現役僧侶の覺正豊和氏です。覺正豊和氏は今後の仏教を守っていくためには医療・福祉・文化・芸術・教育・経営学等の多方面から考え学んでいく必要があると話しています。