2022年5月23日 13:00
茨城県・取手市の旧取手宿本陣で日本初の「本陣御朱印」を6月3日(金)に公開・設置!
江戸時代に水戸街道の要衝である宿場街として発展してきた茨城県・取手市。その取手宿の象徴であり、県指定文化財・市指定史跡となっている旧取手宿本陣染野家住宅で、日本初(※取手市調べ)となる「本陣御朱印」を令和4年6月3日(金曜日)の公開日から設置します。
『旧取手宿本陣染野家住宅(左)と今回設置される「本陣御朱印」見本
神社仏閣を参拝した証にいただく御朱印がここ数年来、ブームになっています。社寺の御朱印のほかにも、天皇陵を巡拝していただく「御陵印」や城郭を巡っていただく「御城印」、さらに鉄道に乗車した記念の「鉄印」や「駅印」、街道を旅して宿場でいただく「宿場印」など、様々な御朱印が登場しています。
■本陣とは
江戸時代、江戸と領地の間を行き来した大名が、道中で宿泊や休憩に利用した施設を本陣と言います。水戸街道の宿場の一つであった取手宿では、貞享4年(1687年)に水戸徳川家より染野家が本陣に指定されました。以降、水戸徳川家歴代藩主だけでなく、江戸と水戸の間を行き来する多くの大名や武士たちが本陣を利用しました。
■旧取手宿本陣染野家住宅
旧取手宿本陣染野家住宅
旧取手宿本陣染野家住宅は県指定文化財・市指定史跡です。