プラスチックの資源循環 リサイクル率100%の秘訣 ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~
とも呼ばれています。プラスチックは熱量が大きいので石油や石炭などの貴重な資源の消費の削減にもつながります。しかしその一方で焼却してエネルギーを回収するわけですから、CO2を発生させてしまうなどのデメリットも抱えています。なにより、燃料としてのリサイクルなので資源として循環しているわけではありません。
国内のプラスチック総排出量と有効利用率の推移(出典:一般社団法人プラスチック循環利用協会「2020年 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況」より)
一方、積水ハウスの資源循環センターでは、プラスチックのリサイクル率は100%。このうち90%以上を元の素材として再生利用するマテリアルリサイクルをしています。廃材が次の製品に生まれ変わる、つまり『資源として循環』をするわけです。
ただし、複数の素材からなる複合プラスチック、ラベルや接着剤などが剥がせないものなどマテリアルリサイクルでは処理できないものも出てきますから、単純焼却ではなく、熱エネルギーを回収・再利用するサーマルリサイクルされます。
ただ、環境保全というのは積水ハウスグループだけでできることではありません。
だから、「もっともっと多くの人たちに理解を深めてもらいたい」