ビーチクリーンの大切さを描いた子ども向け絵本『うみのようせいみーちゃん』を小学校に寄贈、公共施設などに無料配布
すなはまはゴミだらけ
いくら片付けてもなくならないゴミに怒りと悲しみ、あきらめ、無力感を感じながらもひたすらゴミ拾いを続けるみーちゃんの姿に気づいた小学生がみーちゃんと一緒にゴミ拾いを始め、やがてそれが大人たちと地域を巻き込んだビーチクリーン活動となり、みんなの手で美しい海と砂浜がよみがえるというもの。
構成とイラストも同NPOの会員が担当。瀬戸内の海や生き物に間違いがないよう図鑑やインターネットで調べた上で、水彩絵の具と色鉛筆を使い架空の存在である海の妖精みーちゃんやウミウシのイヨ、魚たち、そして事務所前の海岸を生き生きと描き、海中と砂浜で回収する海洋ゴミの種類は山本と打ち合わせしながら実際に拾ったゴミを忠実に再現しています。また、大人が読み聞かせに使うだけでなく、子どもが自分で読んで理解できるよう、漢字は小学校1年生が読めるものだけを採用しました。
■身の回りで実現可能なSDGsを一人一人が考えられる社会へ
同NPOでは、この絵本を読むことで、子どもたちの中に自分の身の回りの環境に目を向けて自主的に守ろうとする意識が育つこと、そして美しい海と美しい地球が、今を生きる子どもたちのまた次の世代にもこのまま守られていくことを願い、たくさんの人にこの絵本を届けたいと考えています。