避難所で個人スペースを確保するダンボールシェルターと歴史的建造物の延焼防止技術を公開
工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)は、避難所などで個人空間を提供するダンボールシェルターと、歴史的建造物の延焼を防ぐ技術の2件を、「危機管理産業展2022」(主催:株式会社東京ビッグサイト、特別協力:東京都)にて公開します。同展示会は、防災・減災・BCP・事業リスク対策・セキュリティを主なテーマとし、国・自治体・一般企業の危機管理担当者が来場するため、社会実装促進を目的に展示します。
避難所などでプライバシーを確保するダンボールシェルターType2(1)
避難所などでプライバシーを確保するダンボールシェルターType2(2)
避難所などでプライバシーを確保するダンボールシェルターType2(3)
工学院大学は、2011年に日本初の建築学部を開設し、3学科12分野で建築学を幅広く網羅した教育・研究を行っています。産官学連携による技術移転に力を入れており、JSTや地域が主催する産学マッチングイベントに積極的に出展しています。今回公開する2件は、いずれも企業との共同研究による成果です。
1件目のダンボールシェルターType2は、2011年3月の東日本大震災をきっかけに始まったダンボール家具シリーズの一つで、避難所で個人空間を確保することを目的に、鈴木敏彦教授(建築学部建築デザイン学科)