くらし情報『伝統文化ポーラ賞受賞者記念展「Birth~それぞれの始まり~」開催のお知らせ』

2022年11月1日 09:30

伝統文化ポーラ賞受賞者記念展「Birth~それぞれの始まり~」開催のお知らせ

木工芸は技術的・芸術的にも優れた日本独自の工芸として発展しており、木工作家たちによる多彩な作品が生み出されてきました。
伝統文化ポーラ賞受賞者記念展「Birth~それぞれの始まり~」開催のお知らせ

川口 清三氏 制作風景

優秀賞:川口 清次「歌舞伎鬘の製作」(千葉県)
■受賞内容について
川口 清次氏は、鬘師としての高度な技術を保持し、かつ豊富な経験を有することから、著名な歌舞伎俳優や歌舞伎床山など、関係者から厚い信頼が寄せられます。その都度役者に合わせて調整するきめ細やかな仕事で、月に約30~40人もの役者の鬘合わせを手掛けます。令和2年10月には、重要無形文化財「歌舞伎」の伝承を支えるうえで、保存の措置を講ずる必要があるものとして、文化庁によって「選定保存技術」の保持者に認定されました。
伝統文化ポーラ賞受賞者記念展「Birth~それぞれの始まり~」開催のお知らせ

川口 清次氏 製作風景

奨励賞:佐藤 典克「白磁の制作・伝承」(神奈川県)
■受賞内容について
白い素地に透明の釉薬をかけて高温で焼き上げたものを「白磁」と呼びます。白磁の起源は6世紀、南北朝時代の中国に遡るとされ、日本には朝鮮半島から渡来した陶工によって17世紀初頭にその製法が伝えられたとされます。後に有田の泉山(佐賀県)で良質な白磁石が発見されたことから磁器の量産が始まり、絵付けを施した色絵磁器もつくられるようになりました。

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