住まいをつくる職人さんの家族を応援する絵本「絵ことば」を作り届けるクラウドファンディングを11月30日より開始
「職人の仕事っていいな」と思って仕事をつなごう、継ごうと思ってくれたら、という想いが形になった最初のできごとでした。
板金屋さん
<参照>激減する大工の数(国土交通省「大工就業者数の推移」より)
大工の人数は1995年以降年々減少し、2015年に約35万人と、20年間で半減している。
大工就業者数の推移
「リタイア後、初めての絵本づくりからプロジェクト始動を決意」
70歳を過ぎ、リタイアした杉村。職人課題を残したままでいいのかと自問して思いついたのが「職人ポエム」の絵本化でした。絵本になれば興味を持って、手にとってくれる人がいるかもしれないと考えたのです。そしてご縁がつながり、地元で活動する安本さんと武山さんという2人のアーティストが絵を描いてくださることになりました。
左官屋さん
制作を進めていく中で「職人ポエム」よりも内容を言い得ている「絵ことば」に総称を変更。約1年かけて塗装屋さんと左官屋さんがテーマの本ができました。ここからが正念場です。この本を当事者である職人さんの家族に読んでもらうことで、将来的に職人の数を増やしていくためのクラウドファンディングを計画しました。