新しい農業の兼業スタイルを実現するワーケーションツアーが12月2日よりスタート ~優樹の里×シクロツーリズム×JALのコラボで実現~
耕作放棄地の増加に伴い獣害被害が深刻化する中、農地のスケールアップと収穫物の高付加価値化で農業経営へのダメージを最小化する取り組みを進める生産者グループ優樹の里(所在地:愛媛県今治市大西町山之内甲305-1、代表:井上 守〈井上果樹園園主〉)は、NPO法人シクロツーリズムしまなみとの連携により、異業種からの農業参入を目指す2泊3日のワーケーションツアーを12月2日より開催します。
※本ツアーは、NPO法人シクロツーリズムしまなみが観光庁「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」の採択を受けて実施するものです。
ツアーのベースとなるのは、2022年に先行して実施した企業視察・研修の受け入れ実績です。優樹の里では、1月は首都圏の団地でマルシェを開催する実証実験を行う株式会社URリンケージ。そして、3月と5月には起業プラットフォームサービスの提供を通じて地域課題の解決に取り組む株式会社アドリブワークスと共に社員の社会貢献型ワーケーションを展開する日本航空株式会社(JAL)の社員の方々を受け入れました。
いずれの企業の社員の方々も、農作業だけでなく、農産物の加工や販売・流通に関する課題についても学ばれ、現地訪問以降も、農家の皆さんが不得手な、青果として出荷が困難な規格外の生産物の活用や販路開拓に向け、首都圏市場での直売会の開催やレシピ開発など、継続した関わりを持ってくださっています。