2023年1月14日 11:30
受験シーズンを前にして応用問題に対応できる『都立高校入試数学過去問解説』を出版
株式会社ezTimesの代表 由利 正忠は、受験シーズンを前に応用問題に対応できる『都立高校入試数学過去問解説』を2023年1月15日(日)に出版いたします。
【誰も教えてくれなかった義務教育の取りこぼし】
東京都立高校入試問題で正解者数に対する問題数の統計を取ることで、今まで隠れていた事実が浮き彫りになりました(下図)。受験5科目中、数学応用問題だけが8、9割の受験生が解答できていない、つまり、数学応用問題だけを理解できないまま義務教育を終えてしまっていたことが判明しました。
出題者の「ここだけは理解して卒業してもらいたい」という願いの表れか、数学の応用問題は毎年類題が出題されています。そのため、対策を講じることは容易なはずです。しかし、学校だけではなく、学習塾さえも成果を出せていない現実があります。
都立高校入試問題分析
【解決策はあるのか? 答え:あります】
応用問題では複数の条件が与えられています。数学教育学の古典的名著「いかにして問題をとくか」(G.ポリア著、丸善出版)によれば「問題を変形させること、いいかえること」「問題文を条件ごとに分解し、数式に翻訳し、計算すること」