くらし情報『日本の宝島が世界の宝に~いま最も注目を集めるスポット「佐渡島」~知られざる10大トピックスを発表!』

2023年1月23日 14:00

日本の宝島が世界の宝に~いま最も注目を集めるスポット「佐渡島」~知られざる10大トピックスを発表!

の主人公の徳川家康です。家康は、金銀を産出する佐渡を天領に組み込むことで支配力の強化を図りました。側近である大久保長安(おおくぼながやす:1603年~1613年在職)を佐渡代官(のちの奉行)に任命。長安は石見銀山の技術や経営方法を相川金銀山へ取り入れたほか、相川に奉行所を建て、計画的な町づくりを行い、鉱山への道路や港を整備しました。金銀の産出量は世界的にも有数の生産量を誇ることとなり、相川は大変なにぎわいを見せました。

日本の宝島が世界の宝に~いま最も注目を集めるスポット「佐渡島」~知られざる10大トピックスを発表!

大久保長安

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Q:「佐渡島の金山」が世界文化遺産にふさわしい文化的価値とは?

A:江戸幕府の鎖国政策で海外との技術交流が限られる中、機械化が進んだヨーロッパとは異なり、伝統的な手工業のみで大規模かつ長期に継続した金生産システムにより、世界に誇る質・量の金を生産した稀有な産業遺産であることです。金の生産技術に関わる採掘・選鉱・製錬・精錬の遺跡、生産体制に関わる奉行所跡や鉱山集落跡などが残されています。こうした遺跡が良好な状態で残るのは世界的に見ても佐渡だけです。
また、幕府が日本各地から集めた労働者たちによって、信仰や芸能、娯楽などの豊かで多様な鉱山由来の文化が育まれ、今に継承されていることも世界文化遺産にふさわしい価値と言えます。

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