くらし情報『イカットの魅力とその背景にある島の人々の生活文化をたばこと塩の博物館で1月21日(土)~4月9日(日)開催』

2023年1月18日 10:00

イカットの魅力とその背景にある島の人々の生活文化をたばこと塩の博物館で1月21日(土)~4月9日(日)開催

たばこと塩の博物館では、2023年1月21日(土)から4月9日(日)まで、「江上幹幸コレクション インドネシアの絣・イカット ~クジラと塩の織りなす布の物語~」を開催します。
インドネシアでは、地域ごとに色彩も意匠もさまざまな絣織り(イカット)が織られています。民族考古学を専門とする江上幹幸氏(元 沖縄国際大学教授)は、製塩や交易をテーマに長年に渡り東部インドネシアで調査してきました。本展では、江上氏の研究成果とコレクションを3部構成でご紹介します。
第1部では、江上氏の主な調査フィールドであるレンバタ島で蒐集したイカット約20点をご紹介します。レンバタ島のイカットは、伝統捕鯨で得たクジラ肉や塩、染料に必要な石灰など“海の恵み”を持つ「海の民」と、農産物や染料になる藍や茜など“山の恵み”を持つ「山の民」との交易なくしては生まれません。
第2部では、「海の民」がすむラマレラ村を中心に、レンバタ島のイカットの背景にある暮らしと交易にスポットをあてます。イカットの制作工程や、塩・石灰など交易品の生産、伝統捕鯨、それらに基づいて機能する交易システムについて、江上氏と共同研究者である小島曠太郎氏(文筆家・捕鯨文化研究家)

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