くらし情報『温泉紅藻から触媒効率の高いクエン酸シンターゼを発見明治大学大学院農学研究科 西井麻貴・小山内崇准教授らの研究グループ』

2023年3月15日 14:00

温泉紅藻から触媒効率の高いクエン酸シンターゼを発見明治大学大学院農学研究科 西井麻貴・小山内崇准教授らの研究グループ

を生産するために、効率的なクエン酸回路を有していることを示唆しています。本研究は、真核藻類におけるCSの触媒効率や金属塩よる阻害などの知見を提供します。

本研究は、明治大学大学院農学研究科 西井 麻貴(博士前期課程2年)、小山内 崇(准教授)らのグループによって行われました。JST戦略的創造研究推進事業先端的低炭素化技術開発ALCA、JSPS科研費基盤B(代表小山内崇)の援助により行われました。
本研究成果は、2023年3月8日に国際誌「Plant Molecular Biology」に掲載されました。

※研究グループ
明治大学 大学院農学研究科
環境バイオテクノロジー研究室
准教授 小山内 崇(おさない たかし)
博士前期課程2年生 西井 麻貴(にしい まき)
助教 伊東 昇紀(いとう しょうき)

1.背景
化石燃料は、私たちの日常生活に欠かせないものとなっています。しかし、化石燃料は有限であり、化石燃料を燃焼すると、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスが排出されます。化石燃料の枯渇や地球温暖化への懸念が高まる中、微細藻類を利用した物質生産が注目されています。
微細藻類は、食糧と競合しない、増殖が速い、効率良く太陽エネルギーを取り込むなどの特性から、持続可能なエネルギー源としての利用が期待されています。

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