2023年3月22日 11:00
昭和瀝青工業、双日、脱炭素社会の実現に向けてカーボンニュートラルアスファルトの販売を開始
その内ストレートアスファルトのCO2排出量は3.5kgCO2でアスファルト混合物全体の6.5%程度であり、日本の舗装用ストレートアスファルトは年間15万t程度のCO2を毎年排出していると考えられます。しかし石油由来のストレートアスファルトのCO2排出量を大幅に改善することは難しく、我々もかねてより打開策を模索して参りました。
今回CNアスファルトの供給開始にあたり、原油採取からアスファルトプラントに至る過程で発生するアスファルトの排出原単位(※1)を算出(※2)、昭瀝が販売するストレートアスファルト数量に対し、双日が調達したカーボンクレジットにより(※3)、カーボンオフセットを行います。供給初年度となる2023年度では2万トンのCNアスファルト販売を目指します。
昭瀝と双日は、今後も日本向けストレートアスファルト安定供給の責任を果たしつつ、カーボンニュートラル化にも積極的に取り組み、環境にやさしい豊かな社会の実現に貢献していきます。
(※1)アスファルト1tを製造する過程で発生する温室効果ガスの量
(※2)算出された排出原単位は韓国の第3者認証機関Korean Foundation for QualityがISO14040/14044認証基準によって認証済み。