2023年3月28日 10:45
第1回「オンライン社内会議における内職の実態」調査
1か月のうちに参加するオンライン社内会議の回数とその総時間を調査し、内職の実施状況との相関性を集計したところ、会議回数が多いほど「内職している」が高い傾向にあることがわかりました。1か月の会議回数が5回以上では、「内職している」が半数を超えています。1回(同26.1%)と8回以上(同54.7%)を比較すると、約30ポイントの差があり、会議回数の多寡による内職実施率の差が目立つ結果となっています。
総会議時間に着目すると、「90分以下」では「内職している」が2~3割であるのに対し、「91分以上」では、「内職している」(同42.0%)は4割を上回る結果となりました。会議時間90分を境に10ポイント以上の差が生じており、総会議時間が内職実施率に影響しているといえます。(図表C)
図表C
(3)あなたが内職を行う理由を教えてください。
(2)にて、オンライン社内会議で内職をしている人に対して、内職を行う理由を聞いたところ、「会議の内容が自身の業務に関係ない」(回答率48.3%)が最も多く、次いで「会議時間が長い」(同46.3%)となりました。
どのセグメントにおいても、内職を行う理由の上位傾向に大きな違いは見られませんが、男女別では、男性において「会議内容が自身の業務に関係ない」