2023年4月3日 14:00
学校法人国際文化学園の創立70周年記念「十二單」の雅な姿を披露。千年も続く日本文化の象徴「十二單~襲ねの美」を開催
学校法人国際文化理容美容専門学校は創立70周年を記念し、「十二單~襲ねの美」を2023年5月11日(木)~14日(日)の4日間、東京青山 スパイラルホールで開催いたします。また、同日、衣紋道 東京道場では「十二單体験会」も開催いたします。
十二單~襲ねの美 チラシ画像
源氏物語絵巻に描かれた平安の女房装束(俗称=十二單)は、千年の時を超えてもなお、その姿をほとんど変えることなく皇室に受け継がれております。
薄い衣を何枚も重ねることで襟元や袖口に美しい濃淡が生まれます。これは「襲(かさ)ね」と呼ばれ、日本人が好む四季の移ろいを表しているとも言われております。
十二單の「單」とは、もともと下着であった衣のことをさします。單の上に「五衣(いつつぎぬ)」「打衣(うちぎぬ)」「表着(うわぎ)」「唐衣(からぎぬ)」を重ね、最後に「裳(も)をつけて完成です。
東京青山 スパイラルホールで行われる「十二單~襲ねの美」では、日本の民謡・端唄・俚奏楽・現代曲三味線の演奏者で、作曲家である本條秀太郎氏監修の音楽に合わせ、国際文化理容美容専門学校の荘司礼子校長が「萌黄」、「紅梅」、「紅葉」といった、代表的な襲ねによる、十二單の雅な姿を披露いたします。