2023年6月2日 10:30
東京工芸大学大学院工学研究科 立花 卓巳さんらの論文が日本風工学会ベストペーパー賞を受賞
受賞論文の概要は以下のとおりです。
【都市におけるガス拡散の屋外実測と風洞実験との対応および相似則の確認】
・受賞者
本学大学院工学研究科建築学・風工学専攻博士後期課程2年 立花 卓巳
義江 龍一郎(本学指導教員)、中山 悟、岸田 岳士、宮下 康一、佐々木 亮治
・論文
「都市におけるガス拡散の屋外実測と風洞実験との対応および相似則の確認」
・著者
立花 卓巳、義江 龍一郎、中山 悟、岸田 岳士、宮下 康一、佐々木 亮治
・掲載誌:日本風工学会論文集、第47巻、第3号(通巻第172号)、pp.39-52、2022.
・研究概要
「風洞実験による都市の汚染物質拡散の予測精度の検証を目的とし、東京工芸大学厚木キャンパスを対象に屋外拡散実測と風洞実験を行い、両者の比較検証を行った。また、模型縮尺率、実験風速、ガス排出量を変化させた風洞実験を行い、拡散風洞実験における相似則を確認した。この結果、実験と実測の無次元濃度はよく一致した。また、無次元濃度に対する模型縮尺率、実験風速、ガス排出量の依存性が少ないことが確認された。」
本学は2023年に創立100周年を迎えました。1978年に設置された本学大学院工学研究科は、最先端の研究活動に不可欠な最新の装置と設備を備えています。