2023年6月20日 13:00
<BSI ネットゼロ・バロメーターレポート 2023> 英国の中小企業経営者の82%がネットゼロ達成の重要性を認識する一方で、コスト圧力や達成に向けた道筋の不明確さから取り組みが停滞する恐れも
当調査は、環境に対する主張を検証することの重要性を強調しています。94%の消費者が、適切な検証を重視すると回答しています。そのうち3分の2が、環境成果の実証を重視する理由として企業が単に「グリーンウォッシング」(見せかけの環境配慮)をしていないことが確認できると答えており、また32%はベストプラクティス標準に基づく検証によって、企業同士を公正に比較する基準が得られると答えています。
当調査では以下のことも明らかになりました。
・回答した中小企業幹部のうち、ネットゼロ達成に向けた道筋について「自信がある」もしくは「非常に自信がある」と答えたのは全体の47%に留まりました。
・ネットゼロの意義を十分に認識し、気候変動法を真に理解していると答えた中小企業幹部の割合は、2年前の21%から倍増して43%となりました。
・ネットゼロにおける目標達成に向けた取り組みの一環として規格を購入した企業はそうでない企業に比べて達成の道筋について自信を持っており、規格を購入した企業の36%が「非常に自信がある」と回答しました。
・相当数の回答者が、顧客(29%)、従業員(25%)、クライアント(20%)