2023年7月12日 10:00
工学院大学研究成果を活用して開発されたオゾン水生成装置が、ノーリツの最新給湯器に搭載。ふろ配管を除菌し、排水口に溜まる水のニオイも抑制。
工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)の岡田 文雄 研究員による研究成果を活用して開発されたオゾン水生成装置が、株式会社ノーリツ(本社:神戸市、代表取締役社長:腹巻 知、資本金:201億円、東証プライム上場)の高効率ガスふろ給湯器GT-C72シリーズに搭載され、2023年7月3日から販売されています。
オゾン水生成装置
洗浄前
オゾン水配管クリーンによる洗浄後
写真提供 株式会社ノーリツ
オゾン水とは、水にオゾン(03)を溶け込ませた、除菌力の高い液体です。これまでも一部の医療機関や電子部品工場などで使われてきましたが、オゾンガスの放散が避けられない点から、家庭で使う小型機器への導入は進んでいませんでした。岡田研究員は、この課題に対して、ガス溶解性能が高く、オゾンガスを完全に水中へ溶解する水電解装置を組み上げることで解決し搭載が決まりました。小型、省電力といった特徴があり、株式会社ノーリツによる菌の不活化試験では99%の不活化率を確認しました。
■新製品 高効率ガスふろ給湯器GT-C72シリーズ 概要
商品名 : ふろ給湯器GT-C72PWA シリーズ 6種類展開
販売開始: 2023年7月3日
販売価格: 524,150円 - 600,380円(税込)