ファインアートとしてのAIアートを捉える試み『窪田望 AIの余白』展BAG-Brillia Art Gallery-にて8月11日(金)より開催
落ち込んでいる時に横にいてくれたり、言葉によらない寄り添いも必要です。
今回、窪田氏は18件のAI特許を取得している立場から、ChatGPTを改造し、質問から答えまでの“あいだ”を余白として表現しました。ユーザーの入力した文章を“喜怒哀楽”に分類し、4つの布の動きで見えない空間を可視化しました。
本来であれば、質問者は直接言葉による回答を求めますが、布の動きを見ながら感覚的に答えを認識し、人に寄り添うAIの姿が体感できることを狙いとしています。
●展示スペース「+2」:
(1) AIによる「引き算」のアート作品
本来のAIアートは、さまざまなテキストと画像をペアで学習させたAIを用意し、テキストと画像の誤差を最小化するように設定します。そして、画像生成するAIとその作品の良し悪しを判断できるAIを何度も戦わせる「足し算」の方法で作品を完成させますが、本展では、そうした流れに対し、AIに「引き算」を実装し、極限まで色や線、構図をシンプルにした作品により、AIアートの新しい可能性を提示します。
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yohaku
(2) 自分の脳波を元にした絵を描く
あなたは絵画の鑑賞者ではなく、あなたの脳波が絵画のための素材になります。