くらし情報『ヤンマーとNTT Com、水稲栽培でのメタンガス削減とJ―クレジット創出における新たな取り組みを開始』

2023年8月2日 10:00

ヤンマーとNTT Com、水稲栽培でのメタンガス削減とJ―クレジット創出における新たな取り組みを開始

ヤンマーとNTT Com、水稲栽培でのメタンガス削減とJ―クレジット創出における新たな取り組みを開始

<仕組み図>

(1)IoTセンサーによる情報取得とJ―クレジット申請の一元化
水田にNTT Comの「MIHARAS(R)」(※4)を設置し、地温・水位・水温・湿度・気温などのデータを取得します。取得したデータはNTT Comが提供するアプリに自動的に連携され、アプリからJ―クレジットの申請までを一気通貫で完結します。
複雑なJ―クレジット申請業務を簡便化するだけでなく、IoTセンサーで情報を取得することで近年課題となっているグリーンウォッシュ対策(※5)にも貢献します。

(2)営農支援とお米の販売・流通支援
中干し期間を延長すると土壌条件などによっては米の収穫量が落ちるほ場もありますが、ヤンマーマルシェが収穫量の確保および品質の向上にむけた営農支援を行います。また収穫したお米は、環境に配慮した食料を求める顧客ニーズの高まりを受け、ブランド化に取り組むことで販売・流通を支援します。

(3)J―クレジットの流通
本取り組みで創出したJ―クレジットはNTT Comが市場への流通を行い、農業由来のカーボンクレジットの活性化を目指します。

3. 各社の役割
ヤンマーマルシェ:フィールド提供、営農支援、お米のブランディング、販売・流通支援
NTT Com:IoTセンサーの提供、J―クレジット申請アプリの提供、J―クレジットの販売先検討

4. 今後の展開
今後は本取り組みを全国へ展開し、2030年度までに約1万tのCO2排出量削減を目指します。

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