くらし情報『行き先を失った竹が紙に!?日本初、放置竹林問題を涼しく解決する究極のSDGsうちわ発売』

2023年8月24日 11:00

行き先を失った竹が紙に!?日本初、放置竹林問題を涼しく解決する究極のSDGsうちわ発売

竹材や竹製品の卸販売、小売を行う株式会社竹市場(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:岩本 俊幸)は、放置竹林の竹を有効活用して竹の紙で作った「たけのかみ貼り竹うちわ」を2023年8月1日に発売しました。環境に配慮したエシカル消費を好む訪日外国人に人気となっています。

行き先を失った竹が紙に!?日本初、放置竹林問題を涼しく解決する究極のSDGsうちわ発売

JAPAN(じゃぱん)

【竹は有効活用すれば持続可能な資源】
全国的に竹の放置竹林化が進んでいます。放置竹林とは、間伐などの手入れをせず放置され荒れた竹やぶのことです。放置竹林が拡大している原因は、竹の消費量の減少、所有者が高齢になり管理が困難なことなどが挙げられます。

竹の成長力は驚異的であっという間に成長し、管理しなければ浅く根を張りながら横へ広がり増殖します。拡大した放置竹林は里山の森林を侵食し、土砂災害の危険をはらむため間伐する必要があります。間引いた結果、多くの行き先を失った竹が発生します。
そこで廃棄されるはずの竹を紙に加工することで森林を保護しつつ、災害のリスクを減らし持続可能な資源として活用する動きが出ています。

行き先を失った竹が紙に!?日本初、放置竹林問題を涼しく解決する究極のSDGsうちわ発売

放置された竹林

【訪日外国人も注目する竹の紙うちわ】
本来竹は硬いので紙に加工するのは難しく、コストもかかるためなかなか流通しませんでした。

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