通常非公開・京都「霊鑑寺」秋の特別拝観 ~庭の緑と紅葉の赤が織りなす美しい庭園と狩野派作の襖絵を公開~
「谷の御所」としても知られる尼門跡寺院「霊鑑寺」は、秋の特別拝観を2023年11月18日(土)より開催いたします。(主催:霊鑑寺、企画運営:京都コネクト株式会社)
霊鑑寺庭園1
霊鑑寺庭園2
霊鑑寺は、承応3年(1654)、後水尾(ごみずのお)天皇の皇女・多利宮(たりのみや)を開基として創建され、歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院。代々皇女が住職をつとめたので、別名「谷の御所」「鹿ケ谷比丘尼御所」と呼ばれた格式と清楚な佇まいを今に伝えています。
■特別拝観概要
春の椿のイメージが強い霊鑑寺ですが、秋には庭園奥にそびえたつ「霊鑑寺楓」が出迎え、秋の訪れを感じさせてくれます。回遊式庭園は、紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しく、日々の疲れを癒してくれます。また、後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院内部をガイド付きで公開。書院内には「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁画や御所人形、貝あわせなど皇室ゆかりの寺宝が多いのも見どころです。さらに、江戸幕府十一代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)が寄進した本堂も公開。本堂内には如意輪観音像が安置されています。
(※本堂の中に上がることはできません。)