くらし情報『東急不動産とENEOSによる商業施設・リゾート施設における廃食油の活用について』

2024年2月7日 14:15

東急不動産とENEOSによる商業施設・リゾート施設における廃食油の活用について

需要への対応
SAFは、「持続可能な航空燃料」(Sustainable Aviation Fuel)の略称で、従来の ジェット燃料が原油から精製されるのに対し、廃食油やサトウキビ、都市ごみ、廃プラスチックを用いて生産されます。従来のジェット燃料と比較し、約60~80%のCO2削減効果があるとされています。
国際的には、2020年以降、国際航空からのCO2総排出量を増加させない、2050年に炭素排出をネットゼロといった目標が掲げられ、日本国内では、2030年時点のSAF使用量について、国内航空産業による燃料使用量の10%(需要見込み171万KL相当)をSAFに置き換えるという導入目標が掲げられており、国産 SAFの開発及び製造が推進されています。
出典:国土交通省、経済産業省、国際民間航空機関(ICAO)

■ 廃食油の回収とSAF生産までの流れ
廃食油は、揚げ物などの調理に使用された食用油の総称で、国内では食品工場や飲食店、スーパー、コンビニ、家庭などから年間約50万トン(2021年度)が排出されています。また、飲食店や工場等から排出される事業系廃食油のうち、飼料用途等にリサイクルされている一方で、一部は国内で活用されず輸出・廃棄されています。

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