週末旅にピッタリな千葉県・安房地域で一足先に“春”を満喫♪新施設オープンや春を感じるイベントも開催!
「くじらのたれ」「さんが焼き」などの郷土料理をリーズナブルな価格で存分に味わえます。
■地域の食文化を味わうメニュー
【なめろう】
鮮魚を叩き、味噌とネギや生姜などの薬味を入れて作る、房総半島沿岸部に伝わる郷土料理。漁師が獲れたての鮮魚を不安定な船上で調理するために考えられたと言われています。アジを使うのが一般的ですが、こちらではイワシやトビウオなどでも作られています。
【くじらのたれ】
南房総市和田漁港は国内に4カ所ある捕鯨地区の一つで、関東で唯一鯨が水揚げされます。房州の捕鯨と食文化は江戸時代から受け継がれ、中でもツチクジラの赤身を薄くおろして乾燥させた「くじらのたれ」は軽く炙ると酒の肴にピッタリ!
【さんが焼き】
昔、漁師は山へ仕事に行く際に、「なめろう」をアワビのからに入れて持っていき、山小屋で蒸したり焼いたりして食べていたそうです。青じそで挟み、小鍋で焼きながらいただく「さんが焼き」はやわらかな食感と香ばしさが特徴の逸品。
【天草の小あんみつ】
館山市は、寒天やところてんの原料となる天草の一大産地。
太くて柔らかいのが特長の房州産の天草で作る寒天は、甘さ控えめでふんわりとした食感がくせになります。