生活に潤いや安らぎをもたらす、愛犬との暮らしをもっと心地よくする住まいづくり
また換気扇を設置しています。
最初に紹介した調査で、ペットを飼うと気になることとして「臭いが気になる」(52.5%)や、「室内外を汚す」(32.3%)等があがっていましたが、換気扇や素材の工夫でお悩みが軽減できるかもしれません。
(左)安心して眠る様子。(右)照明、奥に換気扇も完備。
このように愛犬との暮らしを想定した居どころ等の工夫がたくさん散りばめられています。愛犬と暮らす住まいを検討する方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
猫との暮らしは、縦の動線づくりや自由に行き来できる設計がポイント
一方、猫との暮らしは、どのような工夫が必要でしょうか。
猫は、上下運動が得意で、高い場所を好む習性があります。
そのため、家族の様子や屋外を見渡せるように、縦の動線をつくってあげましょう。
また、自由気ままな猫たちは、季節や時間に合わせて居どころを変えることも多いです。気持ちのいい場所をいつでも探せるよう、家の中を自由に行き来できるとよいでしょう。また爪とぎや汚れの対策に、破れにくく汚れたらすぐに拭ける、ペット対応の壁紙もおすすめです。
土間空間とキッチン・ダイニングの仕切りや、収納の壁面を活かしたキャットウォーク
猫のための縦の動線がある空間
このように、人にとっての暮らしやすさや悩みだけでなく、ペットの習性や過ごし方も考慮した住まいづくりが、人とペットの幸せな暮らしに繋がります。