くらし情報『ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」第29弾 創業75年。初代の味が復活 岩手・久慈「らーめんの千草」』

2024年2月29日 10:45

ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」第29弾 創業75年。初代の味が復活 岩手・久慈「らーめんの千草」

お客さんが来た時のおもてなしとして、ニワトリをつぶし、そばを打つという昔からの風習があり、これをラーメンにしてお客様にお出ししたらどうかという発想から始まったようです。
創業当時、麺は毎朝一番列車で八戸まで買出しに行っていたようですが、創業から数年後のある日、製麺風景を見てこれならば自分にもできるのではないかと思い、東京から製麺機を取り寄せ、自己流で作るようになったようです。
創業当時は交通の便が悪く、自家用車もあまり無かった時代で、特にとなり村である山形村(昭和20年、21年当時は木炭生産量日本一)から木炭を久慈駅まで運ぶトラックがあり、用事のある人たちはこれに乗せてもらい久慈へ来て用事を済ませ、千草食堂で食事をしてトラックの帰る時間まで待つという習慣があったようです。
先代曰く、この人たちが足しげく通っていただいたことが今の千草に繋がっているとのことです。

●三代続く老舗
昨年75周年を迎えた「らーめんの千草」の味は、現在三代目へと引き継がれています。二代目となる遠藤勝さんが昭和41年に千草で働き始めます。勝さんは服部料理専門学校卒業後、都内のレストランで修業。その後「岩手で1番になりたい」

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