くらし情報『日本初「G認証」が開始 ゴルフ場やスキー場の生物多様性の保全に貢献する認証制度 「筑波東急ゴルフクラブ」が第一号を取得』

2024年3月25日 11:00

日本初「G認証」が開始 ゴルフ場やスキー場の生物多様性の保全に貢献する認証制度 「筑波東急ゴルフクラブ」が第一号を取得

公益財団法人日本生態系協会(本部:東京都豊島区)は、日本の生物多様性を保全する上で、極めて重要な課題となっている「草地」の環境を守り再生するため、ゴルフ場やスキー場を対象とした認証制度「G認証」(二次的自然環境保全型ハビタット認証)を2024年3月に創設しました。
認証制度立ち上げにあたっては、三井住友信託銀行(本社:東京都千代田区)の協力を得ながら、学識者らとともに検討を進め、約2年の準備期間を経て今回の第一号認証が実現しました。

「G認証」という名称は、Grassland(草地)、Golf course(ゴルフ場)、Gelande(ゲレンデ)の頭文字から命名しました。この100年で90%以上が失われた草地環境をはじめ、雑木林、水田、ため池などを含む里地里山の環境(二次的な自然環境)は現在、急速に失われています。広大な草地を保有するゴルフ場やスキー場は、その管理内容やゾーニング次第では、在来の野草や動物の生息環境の再生を経て生物多様性を守る新たなフィールドとなり得ます。当協会は、このG認証を通じて、生物多様性の保全に寄与する新時代のゴルフ場、スキー場を全国で普及していくことを目指しています。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.