廃材を障がいのある方々の手によって手漉き紙にアップサイクルする「めぐる、手漉紙。」がソーシャルプロダクツ・アワード2024にてソーシャルプロダクツ賞を受賞
「家具の木くずぺーパー」「みそペーパー」を開発・発売しました。
1枚ずつ手漉きで作られています
素材の配合や手漉き作業などは、紙漉き事業を行っている障がい者施設にご協力いただいております。一枚ずつ手作業で丁寧に漉き込まれた紙を通して、廃材の背景にある物語を伝えるとともに、紙を使う人、手漉きをする人、SDGsに取り組む企業、子どもたちが暮らす地球のあいだに「喜びの循環」を生み出すことを目指しています。地域での資源循環や障がいのある方々の雇用創出に向けた第一歩として、広島県福山市の自立支援施設との協働も始まりました。
また、私たちと同じ思いで活動されている、全国の福祉施設で作られた手漉き紙も「めぐる、手漉紙。」として販売を行っています。今後も順次、新しい商品を増やしていく予定です。
*「めぐる、手漉紙。」詳細URL:
https://meguru-tesukigami.com/◆審査員コメント
環境と社会の両面に焦点を当てた非常に意義深い取り組みである。企業の廃材を有効活用する環境的側面と、障がい者の工賃格差の問題・福祉施設の苦手分野である販売領域に新たな可能性をもたらす社会的側面をうまく融合させている。