模倣品、偽造品被害が止まらない 被害総額は約3.2兆円 一本の糸が偽造を防止へ、アパレルメーカーからの問合せが急増
織ネーム製造業を行う中川産業株式会社(所在地:石川県小松市、代表取締役:中川 善勝)は、偽造品問題を解決するために偽造防止糸「SHIRUSHI」を開発し、近年SNSによって急激に模倣品・偽造品の被害が広がっているアパレルメーカーへサービス提供しております。
そしてこの度、アパレルメーカーからの問い合わせが急増していることを踏まえて、家具、インテリア商品への偽造防止糸サービスも2024年6月1日(土)から開始することを決定いたしました。
偽造防止する特殊な糸を織り込んだネームタグ
【SNS経由で模倣品の販売が激増】
2020年、日本企業の模倣品被害総額は約3.2兆円、そのうち衣類は989億円となっています。模倣品とは開発したメーカー以外が、オリジナルのものに似せて作った商品です。模倣品は素人でも見分けがつきますが、偽造品はプロにしか見分けがつきません。
偽造品は、ブランド所有者の商標を使用して、消費者を騙して本物の商品を購入したと信じ込ませることを目的として作られた偽物商品です。消費者は本物か偽物か分からず購入してしまうケースは少なくありません。企業も様々な対策を実施していますが、費用に対して得られる効果が低く限定的で、偽造品の被害は増える一方です。