くらし情報『日本人初、女子高校生チームの国際素粒子実験がスイス・ジュネーブにて採択』

日本人初、女子高校生チームの国際素粒子実験がスイス・ジュネーブにて採択

への応用を目標にしています。
このようなイメージング検出器は一般的に大型で高価ですが、高校生チームは独自の工夫でミュー粒子の軌跡を測定する手作り検出器の開発に成功しました。さらに、2024年3月に高校生としては史上始めて高エネルギー加速器研究機構のフォトンファクトリーで光速の電子ビームを用いてテストを行い、その性能を実証しました。これらの成果が国際的に認められ、今回の採択となりました。

日本人初、女子高校生チームの国際素粒子実験がスイス・ジュネーブにて採択

検出器を製作するメンバー
日本人初、女子高校生チームの国際素粒子実験がスイス・ジュネーブにて採択

高エネ研でのビームテスト

CERNでは、宇宙から降り注ぐ宇宙線を模擬して人工的に光の速さの99%以上の高エネルギーミュオンビームを生成して自作した検出器のイメージング性能を検証します。9月からスイス・ジュネーブに2週間程度滞在し、CERNの素粒子物理学者のサポートのもと実験を行う予定です。■加速キッチンとは
加速キッチンでは宇宙・素粒子探究活動を行う中高生のサポートを行っています。自宅で宇宙線測定ができるよう素粒子検出器の貸与を行い、大学生メンターのオンラインメンタリングによって、本格的な素粒子計測を可能にしています。全国の100名以上の中高生が加速キッチンの支援のもと様々な素粒子研究に取り組んでいます。

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