岡本太郎記念館、企画展「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」を7月12日より開催 現代アートシーンの風雲児が12年ぶりに岡本太郎記念館をジャック
公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野 暁臣)は、企画展「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」を2024年7月12日から2024年11月10日まで開催いたします。
BIG CAT BANG
■“ふたつでひとつ”の愉しみ
現代アートシーンの風雲児がふたたび岡本太郎記念館をジャックします。
2011年に〈SUN CHILD〉を引っさげて乗り込んだヤノベケンジが今回ぶつけてきたのは〈BIG CAT BANG/猫大爆発〉。宇宙船「LUCA号」に乗って地球に到達した「SHIP'S CAT/宇宙猫」が無機質だった地球に生命を着床させた、というバカバカしくも壮大な物語です。
太陽の塔はそのときの宇宙船だ。いま大阪でぼくたちを見下ろしている太陽の塔はその亡骸なのだ。ヤノベケンジは真面目な顔でそう言います。
これまでにも太陽の塔をモチーフにした作品は種々あったけれど、こんなにワクワクしたことはありません。
馬鹿げたスケールで発想するところが太郎と似ているような気もします。これはなにかやらねばなるまい。そう思いました。
全長9mにおよぶ〈BIG CAT BANG〉はいま、東京・銀座のGINZA SIXの中空に吊られています。