くらし情報『第39回(2024)京都賞受賞者決定』

第39回(2024)京都賞受賞者決定

公益財団法人稲盛財団(理事長:金澤 しのぶ)は第39回(2024)京都賞の受賞者を以下の3名に決定しました。京都賞は、科学や文明の発展、また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々を讃える国際賞です。
授賞式は11月10日、国立京都国際会館で行われ、受賞者にはそれぞれディプロマ、京都賞メダル、賞金1億円が贈られます。

第39回(2024)京都賞受賞者決定

第39回(2024)京都賞受賞者の3名

■先端技術部門 授賞対象分野:材料科学
ジョン・ペンドリー/理論物理学者
インペリアル・カレッジ・ロンドン 理論固体物理学教授

【メタマテリアルの理論構築による材料科学分野への貢献】
対象とする電磁波の波長より小さな微細構造体を設計することにより、負屈折材料など自然界に存在しない性質を持つ物質(メタマテリアル)が実現できることを理論的に示し、サブ波長の解像度を持つ「スーパーレンズ」や「透明マント」等の革新的材料を生み出すための基盤を築いた。

■基礎科学部門 授賞対象分野:地球科学・宇宙科学
ポール・F・ホフマン/地質学者
ビクトリア大学(カナダ) 客員教授
ハーバード大学 スタージス・フーパー地質学名誉教授

【生命進化の加速につながった全球凍結と地球史前半までさかのぼるプレートテクトニクスの実証】
50年以上に及ぶ北極圏カナダとアフリカにおける膨大で徹底したフィールド調査から得た地質学的証拠により、多様な生命にあふれる今日の地球表層環境を作り出すことになった要因である「全球凍結」

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