芝浦工大が二酸化炭素をメタンに変換する反応器を開発 温室効果ガスの排出削減に有望なアプローチを提供
※2 供給型膜反応器(Distributor type membrane reactor)
特定の成分を選択的に透過する薄膜上の分離膜の片側に一つのガスを供給し、反対側に別のガスを供給して使用します。分離膜を透過したガスが膜の反対側に供給されたガスと反応することで目的物質を得ます。分離膜により、透過するガスの速度を制御できるので、反応温度などを均質にしやすい特徴があります。
■研究助成
本研究の一部は、本研究はJSPS科研費23K04479の助成を受けたものです。
■論文情報
著者 :
芝浦工業大学理工学研究科国際理工学専攻 佐藤 友哉
芝浦工業大学工学部 教授 野村 幹弘
Department of Fundamental Research in Energy Engineering, Faculty of Energy and Fuels, AGH University of Krakow, Professor, Grzegorz Brus
Department of Fundamental Research in Energy Engineering, Faculty of Energy and Fuels, AGH University of Krakow, Dr. Marcin Mozdzierz
Academic Centre for Materials and Nanotechnology, AGH University of Krakow, Dr. Katarzyna Berent
論文名:Unveil carbon dioxide recycling potential throughout distributor-type membrane reactor
掲載誌:Journal of CO2 Utilization
DOI :10.1016/j.jcou.2024.102763
■芝浦工業大学とは
工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科
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理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。