浪曲師・京山幸枝若が重要無形文化財(人間国宝)に認定 独演会を8月10日(土) 東京・木馬亭で開催
寄席演芸会をプロデュースする有限会社宮岡博英事務所(所在地:神奈川県横須賀市、代表:宮岡 博英)は、浪曲師の京山幸枝若が2024年7月に人間国宝の認定を受けたことをお知らせいたします。人間国宝認定のご挨拶として、8月10日(土)に木馬亭(東京都台東区)で独演会を開催いたします。
京山幸枝若(浪曲) 撮影:宮岡里英(無断転載禁止)
※ 以下浪花節、浪曲を混ぜて使いますが意味は同じです。発祥が大阪故に「なにわぶし」、浪花の浪を生かして“浪曲”という呼称が始まったのはずっと後年のことです。(昭和に入ってからと言われております)
■認定コメント
【人間国宝認定 京山幸枝若からのメッセージ】
この度の重要無形文化財(人間国宝)の認定に諸先輩、同業者への感謝とともに、御礼を申し上げます。これは浪花節そのものを認めて頂いたものと理解しております。そして日頃応援してくださるお客様にご報告する機会を早く設けたいと思っております。
師匠、大師匠、そのさらに上の師匠方や先輩方、これら芸の先祖が築いた浪花節という掛け替えのない演芸で身を立てられたことにも感謝しております。
それだからこそ、伝統芸能を名乗るならば、安易に時代に媚びるばかりでなく、伝統が育んだ良い特徴を遺していくのも芸人の務めだと思っております。