働きながら大学に通う「児童養護施設」出身者を応援!タイガーマスク基金が支援総額1億円突破記念キャンペーンを実施
児童養護施設で暮らす&巣立つ子どもたちを支援している特定非営利活動法人タイガーマスク基金(代表理事:高祖 常子/東京都世田谷区桜丘1-17-18)は、働きながら大学に通う児童養護施設出身の学生に返済不要の奨学金を届けています。
2024年7月1日時点で、支援を届けた学生はのべ1,381名、支援総額は1億585万円となりました。たくさんの皆さまのご支援に感謝し、この度、下記の通り「支援総額1億円突破!記念キャンペーン」を行います。
支えてくださった支援者の皆さまに感謝をお伝えし、支援が必要な若者たちの更なる応援のために、情報の周知にご協力お願い申し上げます。
学生たちに届ける進学支援金の案内
【高等教育への公的な支出が少ない日本】
2022年の経済協力開発機構(OECD)の報告によると、高等教育にかかる費用のうち、日本は公的機関の支出割合が33%で家計負担が52%となっており、進学は親の経済状態に左右されている状態です。国立大学においても、国からの運営費交付金が減少し続けており、その影響は学費の高騰につながり、1975年には年間3万6,000円だった授業料が1989年には33万9,600円となり、2005年からは53万5,800円と、50年間で、15倍に膨れ上がっています。