くらし情報『全固体電池を幅広いレンジで俯瞰できる新たな分析方法を開発』

全固体電池を幅広いレンジで俯瞰できる新たな分析方法を開発

(※5)イオンビームを照射し、試料表面から放出される二次イオンの飛行時間を計測することで、元素を質量分離する手法である。本研究で用いた装置は坂本教授の独自開発機であり、ナノスケールで元素分布を精密に取得可能である。
(※6)本研究で構築したマルチスケール分析はナノメートルからマイクロメートルのスケール間(千倍差)での計測を可能としている。マルチ的なスケール規模は、全固体電池の結晶構造(分子構造)から断面全体で生じる反応を総合的に捉えられる。

■論文情報
掲載誌 : Energy & Environmental Materials
タイトル: Multi-Scale Analysis Combined Operando Elemental /
Spectroscopic Measurement Techniques
in Oxide-Type All-Solid-State Na Batteries
著者名 : Koji Hiraoka(平岡 紘次、工学院大学大学院 博士課程3年)
Kazuo Yamamoto(山本 和生、ファインセラミックスセンター、主席研究員)
Takeshi Kobayashi(小林 剛、電力中央研究所、上席研究員)

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