「大学の不登校」に苦しむ12万人に必要な情報を届けたい アクション実践のためのクラウドファンディングを開始
によれば、小中高で不登校を経験した後に自殺してしまった人の実に75%が「再登校者」でした。
2023年度推計 大学生の不登校 - 約12万人
背景にあるのは、「自己否定感」等の「生きづらさ」の問題です。「自己否定感」とは、ただ自分を肯定できないのではなく、自身の存在そのものを否定し、生きる力すら奪うような感覚です。少なくない若者たちに広がり、苦しめています。
不登校経験者の約91%が否定感を感じている
彼ら・彼女らに必要なのは、「生きづらさ」をまず解きほぐすことですが、そうした情報や支援は本人たちに届いていません。そこで、TDU・雫穿大学は次のアクションを行うことにしました。
◆アクション:必要な情報を届けるアウトリーチ
NPO法人TDU・雫穿大学(てきせん大学)は、フリースクールの元スタッフであり、社会学者の朝倉景樹が、ひきこもりや不登校などを経験した若者たちと共に立ち上げた学びの場です。長年、当事者研究の手法も使いながら、学生たちが自身の「生きづらさ」を解体し楽になっていく試みを続けてきました。
今回のアクションでは、関係機関(各大学の相談室)と連携することで、こうした「生きづらさ」