AI音環境分析技術Bamiel(バミエル)で、日比谷公園の“にぎわい”と鳥の鳴き声を可視化
可視化されたデータは、音環境情報のバリアフリー化を助けるために、同園にあるサービスセンター内に設置されるディスプレイや利用者のスマートフォン等の画面表示で活用される予定です。
▲サイネージは日比谷公園サービスセンター内に設置
▲「日比谷公園向けにぎわい可視化システム」UI画面イメージ(予定)
■バリアフリーな公園体験の実現
2025年に開催される“東京2025デフリンピック”でオリエンテーリング会場となる日比谷公園において、東京都は「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトでは、日比谷公園を、年齢、性別、国籍、障害の有無に関わらず、誰もが利用しやすく、誰もが必要な情報にアクセスし、誰もがより楽しんでもらえる公園に進化させることを目指しています。
当社はこのプロジェクトを踏まえたうえで、独自技術を活用したサービスを試行します。具体的には、来園者それぞれが公園の魅力を感じられるよう、空間の音環境情報を可視化するシステムとソリューションを開発しています。本実証実験は、東京都の掲げる目標に沿って、公園を様々な利用者にとって過ごしやすい場所にする取り組みを技術面から支援するものです。