賃貸住宅への転居意向者を対象に『省エネに関する認知調査』を実施 高断熱賃貸住宅のメリットは分かるが、探す方法を知らない
■『省エネに関する認知調査』 結果サマリー
(1) 「ZEH」の内容理解者はわずか16%だが、高断熱のメリットは7割以上が認識
・「ZEH」の内容を理解している人はわずか16.2%。
・建物の断熱性能の高さが光熱費削減や居住性に有効と理解している人は7割以上。
(2) ZEH賃貸に住むことで光熱費が削減できれば家賃アップを許容するが、物件を探す方法を知っている人は2割に留まる
・光熱費削減額と家賃アップ額が同等であれば「ZEH賃貸を選ぶ」と回答した人は45.8%で、選ばない人(23.8%)の約2倍。
・ZEH賃貸の物件を探す方法を知っている人は2割に留まる。
ZEH賃貸の受容性とZEH賃貸物件を探す方法の認知度比較(n=520)
(3) 「省エネ性能表示制度」の認知度はわずか11%。ラベル内容を理解すればZEH賃貸を選びやすくなると回答した人は6割
・「省エネ性能表示制度」を理解している人はわずか11.0%。
・「省エネ性能ラベル」の内容を理解することで、ZEH賃貸が選びやすくなると回答した人は61.7%。
「省エネ性能表示制度」の理解度と同ラベルによるZEH賃貸の選びやすさの比較(n=520)