くらし情報『アルファ・ラバル、水素用ガス燃焼装置で基本承認を取得』

アルファ・ラバル、水素用ガス燃焼装置で基本承認を取得

と、アルファ・ラバルのビジネス開発マネージャーであるデビッド・ジュン氏は述べています。

■ 海運用ガス燃焼技術の経験を活かす
液化天然ガス(LNG)とは異なり、水素の輸送には特有の課題があります。水素は摂氏-253度という非常に低い沸点を持つため、LNGに比べて輸送中のボイルオフ率が高くなります。また、水素は軽量で、高い可燃性を持ち、着火しやすいという特性を持っているため、水素運搬船向けGCUの設計では安全性が最優先となります。
今回のAiPは、アルファ・ラバルの既存のLNG GCU技術に基づいています。同社はLNG運搬船向けのGCUで200基以上の実績があり、さらに100基が注文されています。この経験を活かして、水素向けのGCU開発を有利に進めています。ただし、水素の特性に合わせた調整が必要となり、安全で効率的な運用を実現します。

「水素を安心して輸送するためには、技術の安全性と信頼性を確保することが不可欠です。LNG運搬船向けのガス燃焼技術で実績を持つアルファ・ラバルは、水素輸送市場が成長する中でGCU技術を提供できる強みを持っています」とデビッド氏は述べています。

■ アルファ・ラバルについて
限りある資源を最大限に活用することがこれまで以上に重要になっています。

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