人道支援を止めるな!地中海からのSOS!をテーマに『船上の助産師・小島毬奈さん』の出前授業を小学校・中学校を中心に全国展開スタート
出版社、株式会社ほんの木(所在地:東京都千代田区、代表取締役:高橋 利直)は、地中海「死のルート」上で移民・難民の捜索救助船に乗る、ただ一人の日本人助産師・小島毬奈さんを講師に招き、世界目線の体験を、全国の小学校・中学校で伝える出前授業を2024年10月より開催いたします。
地中海での救助船活動。ライフジャケットを配り母船までシャトルする
■小島毬奈さんのテレビ出演
毬奈さんの活動はテレビ『情熱大陸』で放送され話題となっています。
2024年1月、明け方の地中海。リビア沖から欧州を目指す「死のルート」上で、今にも沈みそうな、ぎゅうぎゅう詰めのゴムボートに乗っている遭難者を発見。その数70〜80名。ライフジャケットを配り、安全に救出すると伝え落ち着かせる。高速船に移動させ、母船までシャトルして全員が救出されるまで2、3時間の出来事だ。
今にも沈みそうなぎゅうぎゅう詰めのボート
充分な燃料もなく、耐久性もないボートに着の身着のまま乗りこんだ人々。時には船底で圧死している人を踏みつけてさえ、私たちの救助船に向かって怯えた目で助けを求めてくるその姿は必死だ。
「それでも、救助しに行くなと言いますか?」