くらし情報『愛知県豊橋市立八町小学校の英語イマージョン授業を視察した原田教授(早稲田大学)&林博士(UCLA)の対談記事を公開』

愛知県豊橋市立八町小学校の英語イマージョン授業を視察した原田教授(早稲田大学)&林博士(UCLA)の対談記事を公開

●認知能力が高くなってくる3・4年生以降は、英語力が自分の知的レベルまで上がっていなくて「できない」という気持ちになった児童をどのようにサポートするかが課題。八町小は、高学年の児童も授業に引きつけられている様子が見られるため、公立学校のイマージョン教育にとって多くの知見を提供すると考えられる。

(以下、対談内容の一部を抜粋)
■子どもたちの母語を尊重しながら英語使用を促すためにできること
原田:
イマージョン教育で英語使用を促すタスクには、1)コミュニケーション・ギャップがあること、2)言語学習だけではなく教科学習としても意味があること、3)他教科も含めた既習の知識・技能などを使って達成できること、4)言語学習だけではなく教科学習の観点からも成果を評価できることが大切です 。今回の研究授業では、グループワークを中心としたタスクによって英語使用が促進されていましたが(資料1・2)、この4つの観点から見ても、良いタスクだと思いました。
また、教師の発問に答えさせるだけではなく、発表した児童に対して質問させることで、児童同士のやりとりで英語を使う機会につながっていた点(資料3)は素晴らしかったと思います。

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